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導入事例一覧

『Webベースの社内情報システム環境に合わせてリプレース。』

不二製油株式会社
  • 不二製油株式会社
  • 不二製油 株式会社 情報システム室 第二グループ
    グループリーダー 西出 郁夫様
  • 導入パッケージ伝発名人 for Web
    導入:2004年7月〜/取材:2004年9月

不二製油(株)は、植物性油脂と大豆をベースとした食品地中間素材を扱う大手メーカー。最近では健康・ダイエット食品として話題の大豆ペプチドの開発・生産で注目を浴びています。チョコレートやチーズ素材、油脂やクリーム、マーガリン、大豆多糖類など、多岐にわたる食品素材を、全国各地の食品メーカーや問屋に出荷・販売。得意先から、指定伝票の使用を求められる場合もあり、その数は現在100種類を数えるといいます。

  • 『Webベースの社内情報システム環境に合わせてリプレース。』

    同社の情報システム室の西出グループリーダーに伺いました。 「当社では、100種類にのぼる指定伝票の発行に最適ということで、平成12年より「伝発名人 for Windows」を導入してきました。ところが、社内情報システムをクライアントサーバー型からWebをベースにした環境にシフトするプロジェクトを推進することになり、それだったら「伝発名人」もネットワークでの運用に最適な「伝発名人 for Web」の方がいいのではないかと検討したわけです。クライアントOSの更新(95/98からXPへ)という流れにも沿うものだったし、導入・運用に要するコスト面でも納得がいくということで、平成16年7月にリプレースしました」。
    また、現場を担当されている大谷主任は、
    「新しいシステム導入の際は、操作方法などの説明に各拠点を回りますが、「伝発名人 for Web」は操作画面などのインターフェースが扱いやすく、戸惑いもなくスムーズに受け入れられたようです」と、その操作性の良さも導入の一因であることを紹介してくださいました。
    同社の場合、伝票発行用のクライアントは、お客様ごとの担当スタッフ数人で共用されています。スタッフ間で業務を引き継ぐ際にも、システム本来の機能に加え、明快な操作方法や統一性は重要な要素となっているからです。

    『予期せぬトラブルで、Web版のメリットを実感』

    Web版を導入して3カ月ほどが経過したところで、予期せぬトラブルが発生。システムに起因するものではなく、福岡支店のクライアント端末が壊れ、支店での伝票発行が一時ストップしてしまったのです。
    「早速、プリンタ設定してあった予備のクライアントにプリンタをつなぎ替え、「伝発名人」サーバーにネットワーク経由で接続することで、事なきを得ました。以前のWin版だと「伝発名人」やデータベースソフトの再インストールやネットワーク環境設定など面倒な作業が必要で、情報システム室からスタッフが駆けつける必要があったかも知れません。その点、Web版は復旧もいたって簡単で、図らずもそのメリットを享受させてもらいました」と大谷主任。
    同社では、ロジスティクス部に「伝発名人」サーバーを置き、専用回線を介して阪南事業所と東京・福岡各支店や外部倉庫を含めた計14拠点/6クライアントで伝表発行が行われています。 「当社のような遠隔拠点での運用に最適なシステムだと思います。伝票フォーマットの登録や更新はロジスティクス部のサーバーで一元的に対応することで、常に最新の情報が維持できます。運用画面はOS標準のWebブラウザー、データのやり取りもテキストベースの軽いXML(*1)形式で行えるのが安心です」と、大谷主任から高き評価をいただきました。

    (*1) XML(eXtensible Markup Language)
    Web上でのデータ交換を想定したマークアップ言語。データの記述はテキスト(文字)ベースなので、PDFなど他の形式と較べて、データ量を格段に軽くでき、使用されるアプリケーションに依存されることもない。

    『今後の拡張における要望と期待』

    西出リーダーからは、変化する物流環境に向けた期待や要望を伺うことができました。
    「将来的には、すべての出荷拠点がネットワークで結ばれ、モノと情報を一緒に流通させることが理想。現在は、お客様の許可をいただき、伝票の発行(各支店・営業所)と製品の出荷(倉庫)が別環境にありますが、倉庫で発行された伝票を製品と共に出荷することが本来の姿だといえます。さらには、当社でも多くなりつつあるお客様指定倉庫VMI(*2)の環境にも対応できるように、「伝発名人」が連携できればと思います。
    この場合、自社内ネットワーク(イントラ/エクストラネット)ではなく、外部ネットワーク(インターネット)に接続することになります。「伝発名人」をオープンなインターネット上で運用していくためには、さまざまな環境への対応や設定・調整、セキュリティへの対策が必要となると思いますが、ぜひユーザックさんには検討していただきたいですね」。
    今後の拡張に関して、同社では、残る拠点(大阪・名古屋各支店・札幌営業所)にもクライアントを設置して、全社的な運用を図っていくとの計画を掲げられています。ロケーションフリーで自在に拡張ができる「伝発名人 for Web」により、運用スピードも加速し、指定伝票を手書きする作業が社内から完全になるなる日が近いということです。

    (*1) VMI(Vender Managed Inventory)
    直訳すれば「ベンダー管理の在庫」。自社倉庫の管理を、ベンダー(納入業者)にスペースを提供してベンダーにおこなってもらうこと。在庫の最適化とジャストインタイムの配送が実現でき、製造業から流通業へと拡がりを見せている。

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